1月17日

阪神淡路大震災があった日。

あの日の朝は、ポーランドクラクフにいる日本人の友人と電話をしていた。

まだ、インターネットとか携帯なんかは無い時代。

その人とは日本の情報の提供やら物資の支援をしていた。

その日は他愛のない会話をして、じゃあねと電話を切り、

テレビを付けたら、至る所に煙が上がり高速道路が倒壊していた。

凄い事になったと、また電話をかける。+49が国番号。

「あ、寝ちゃった?あのなあ、神戸が大変だよ。

 大きな地震があっみたい。1時間ぐらい前に起きたみたい。

 詳しい事はまだわからないけど、まずは報告ね。

 こっちは大丈夫だよ。さっきまで電話していたじゃん(笑)

 詳しい事がわかったら、また連絡する。

 皆、無事だよ良いね。

 じゃあね。」

と電話を切った。

 

この国は災害に対して、いつ起こるかわからいことに対しては、

あまり気を使わないよね。

あの時から少しは、良くなったけど東日本大震災の時には手が回らなかった。

未曾有の出来事。想定外。そんな言い訳ばかり。

結局その時楽しければ良いのかな。。。

 

コロナもそうだけど、その時はあたふたするけど、

喉元過ぎれば熱さを忘れるって感じ。

 

目先の快楽におぼれればよい。楽しく過ごそう。

今は、それが良いから。

 

で、そのあとは。。。。

 

ポーランドの人もそういう道を進んで行っちゃった。

 

手を差し出したのだけど、掴むことも気が付くこともなく。

 

みんなそうだよ。